こんな時間に女が独りそばをすする。

masumi_color2010-02-08

夜の有楽町。
昼間は買い物客やサラリーマンでごったがえしているのに、深夜ともなれば道にタクシーが数台とまっているのと、ホームレスが路上で眠っていますよ。静寂。なにもない。
いつもは23時頃の電車に乗って帰宅するのですが、終電の時間を過ぎてまだ有楽町に居る。いや、居させられている。
仕事の素材が約束の時間になっても来ない。ちょっとやそっとの遅れならまだしもだ。電話で確認したら「ごめん!今の今まですっかり忘れてたぁ!!今から急いで家に帰って作ります!!」と。
こんな事初めて。締め切りは明日の昼イチ。もう絶対終電では帰れない…と思ったら腹が減り、怒る気力もなくし、食べ物を求めてふらふらと外へ。こんな時間にあいているのは、24時間営業の立ち飲み屋さんくらい。軽く食べるつもりが、入店するとともに「もう!食ってやる!」みたいな気分になり、かきあげそばにコロッケのトッピング。もうどうにでもなれ状態。
そばを平らげて仕事場に戻る。でもまだする事がない。あれもしたかったのに、これもしたかったのにと思ってたらどんどん不貞腐れてくる。この事だけでこんなに不貞腐れることないんだけど、無駄に時間があると「そういえば最近あんな事あったなぁ、こんな事あったなぁ」とか思い出してしまった為に完全に腐りきりました。酒飲みたかった。ぶぇぇええええええ。
丑三つ時の出来事。